アメリカの環境ビジネス誌として最もよく知られているEBJ社が、環境ビジネスの関係者にアンケート調査をした結果が送られてきました。調査結果もさることながら、質問が面白いものが多いので、一部をご紹介します。
【比較的一般的な環境ビジネスとしての質問】
- 環境サービスの中で、2016-2017年に成長する分野は?
- 米国内での成長地域は?
- 原油価格が1バレル100ドルになる時期は?
- アメリカ全土で排出権取引が始まるのはいつだと思うか?
- 世界のどの地域で環境ビジネスが成長しているか?
- クリーンパワープラン(CPP)が施行される時期は?
【日本ではなかなか質問されないもの】
- 次の選挙で、大統領になる党は? 上院下院でどちらが主流(マジョリティ)になると思うか?
- 2050年の米国の平均寿命は何歳になると思うか?
- 2030年に米国内で、自家用車の自動運転の割合はどのくらいになっているか?
- 石油の時代は何年続くと思うか?(石器時代、青銅器時代と比較して)
【何の意味があるのか、よく考えないとわからないもの】
- 今後25年以内に、火星で人が歩いているか?
- 人は月に移住できるか、または太陽系のどこかに住めるか?
- マラソンの世界記録はいずれ2時間をきることができるか?
・・・その他、編集長の趣味のような質問もありましたが、アメリカの環境ビジネス業界の考え方を知るうえで興味深いので、次回の弊社セミナーで紹介したいと思っております。次回の海外環境セミナーは6月(又は7月初旬)の予定です。