かつて製品の化学物質の使用削減やリサイクルしやすい製品設計等についてDesign for Environment (DfE)という用語がよく使用されていた時期がありましたが、安全のためのデザインとしてDfS(Design for Safety)という取組が進められ、シンガポールでは来年8月から1000万シンガポールドル(約8億円以上)の建設プロジェクトにおいてプロジェクト全体でのDfSが義務付けられることになりました。 続きを読む
海外環境法規制
インドの環境損傷責任ガイドライン案
インドでは、インド政府環境森林省のもとに1974年に設置された中央汚染管理委員会が有害廃棄物の取扱いや管理規定を策定していますが、有害廃棄物の漏えい等に関する責任ガイドライン案が発行され、環境汚染のある土地等の調査や評価方法等が初めて明示されました。 続きを読む
9月の海外環境セミナーのアジェンダ更新しました
2015年上半期:中国改正環境保護法下の法執行状況
シェールガス開発の飲用水源への影響:米国環境保護庁の評価報告書ドラフト
海外環境規制・政策アップデート_中国・欧州・アジア他
来週の土地再生シンポジウムに向けたご案内が多くなっておりましたが、海外の環境法規制についても引き続き各国で新たな規制や更新がでています。
中国は5月に工業団地の環境方針を公表されており、土壌汚染に関連するものとしては、4月には有害廃棄物の処分場の建設等に関する基準案も公表されました。 続きを読む
土地再生シンポジウムについて(アップデート)
7月15日のシンポジウムには、すでに多数の方にご登録頂き、ありがとうございます。
いくつかアップデートがあり、来週アジェンダの一部を更新する予定です。早くからお申込み頂いた方にはお時間を頂いておりますが、来週から参加証の御送付をさせて頂く予定ですので、もう少しお待ち頂ければ幸いです。
カナダも危険物輸送車両の規制強化
アメリカに続き、カナダでも危険物の鉄道輸送に関する規制強化がされることになりました。
原油や発火性の高い液体などの輸送を行う鉄道車両について新たな区分を設けて、規制するため、順次新たな規制に沿った車両が導入されることになりそうです。 続きを読む
海外各国の環境労働安全法制度動向
今年度から海外各国の土壌汚染関連法制度の改正動向について毎月アップデート情報をお届けしていますが、アジア、南米など新たに法制化が進む地域だけでなく、北米、欧州でも法制度の改正等が続いています。
環境法の中には、有害物質や有害廃棄物の規制が含まれますが、最近、関連する制度としてこれらの物質や廃棄物等の輸送や移動、その運搬者や運転者に関する労働安全衛生の規制強化も北米や南米で増えているようです。
また、関連する労働安全規制の更新や変更も変更されています。外資系企業やエネルギー関連の企業ではHealth, Safety and EnvironmentというHSE部門として環境と労働安全を同じ部門で管轄している場合も多いですが、日本では環境と人事とで管轄が分かれている場合も多いでしょう。海外拠点の環境管理においては、各部門の連携も必要になりそうです。
6月9日の海外環境セミナーは、マレーシア、インドネシア、アメリカ、中国です。アイ・エス・ソリューションの山内様から中国の土壌・地下水浄化に関する最新動向や事例もお話し頂きますので、有用な情報を得て頂けると思います。
冒頭の毎月アップデートを含む年間サービスについて御関心がある方は、サービスをご覧頂くことも可能ですのでお気軽にお知らせください。
米サステナビリティ会計基準審議会_2014年の年次報告公表
アメリカのサステナビリティ会計基準審議会(SASB)が2014年度の年次報告を公表しました。
2010年以降の動きやこれまで公表してきたサステナビリティ会計の基準等の動きに加え、各業界における気候変動の影響をマトリクスにしており、業界別の重要な要素(マテリアリティ)についても話題性の高いトピックがまとめられています。 続きを読む