COP21の開催で、環境関連の話題が多くなっていますが、
各国で温暖化・気候変動に関する中長期目標の設定、報告義務等の強化など色々な動きが出ています。
ブラジルで中長期の気候変動目標が公表され、カナダではGHGの排出量の報告義務が課されるようになります。
温暖化関連だけでなく、引き続き各国の環境規制の改訂や新たな制度かは続いています。全体的な方向性としては
(1)伝統的な環境規制に、労働安全、緊急時対応、事故防止などを組み合わせた規制の拡充、
たとえば危険物の輸送や取扱いに係るドライバーの研修等の取決め等
(2)報告義務(情報開示)の強化、
(3)罰則の強化や課金増額・保険等の義務化、
またESG投資や会計上の開示ルールなどを含め、投融資やお金の流れが変わる動きも着実に増えています。
2015年の法改正のとりまとめは、来年2月になりますが、FINEVの12月の海外環境セミナーでは、世界の温暖化対策、土壌汚染規制(台湾、インド、香港、メキシコ)、中国の土壌汚染実務の御紹介をさせて頂きます。
ご関心をお持ちの皆様は是非ご参加ください。