米国環境保護庁(EPA)から先週初めに、シェールガス開発に使用される化学物質の情報収集を強化する法案が出されており、8月中旬までのパブリックコメントが行われています。
これまで各州の規制や自主規制が行われてきましたが、別の法律のもとで化学物質に関する情報収集、すなわち報告義務を強化する可能性が出てきました。アメリカのメディアや専門誌等でも規制強化へ動き出す方向と伝えています。
欧州でも1月に発行されたシェールガスの環境管理に関する最低限の推奨事項について各国が採択するかどうか、6月頃までに決める手続きが進められています。
米国の法制化は早くても数か月後以降になると思われますが、米国でも欧州でも環境規制が徐々に強化される方向になってきました。