欧州をベースとするサステナビリティの調査会社が、今年の世界のエネルギー・マネジメント動向に関する10大予想を発表しました。
第一に挙げられているのは、「日本で建物のエネルギー管理が大きく広がる」というものです。
日本がこうした世界市場の動向で出てくることは今まであまりなかったので驚きますが、世界的なトレンドの中で大きな動きの一つとして捉えられているというのはよいことなのでしょう。他の項目も特に日本市場についての言及はありませんが、日本企業が回答していますので関連するものがありそうです。
10項目は以下の通りです。
1) 日本で建物のエネルギーマネジメントが大きく広がる。
2) 規制の変更により、欧州でデマンド・レスポンスが増える
3) 企業のオンサイト太陽光発電が増える
4) 建物管理システムと照明管理システムが統合される
5) 電気自動車がゆっくり反撃を始める
6)(病院、大学等に導入される)マイクログリッドが、伝統的な電力会社のビジネスモデルをより複雑にする
7) 電力会社が中小企業向けのサービスを始める
8) 住宅のエネルギーマネジメントが米国以外にも広がる
9) スマートホーム家電は店舗のディスプレイに留まる
10) 大容量の蓄電池がエネルギー市場で広く普及し始める
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