アジア責任投資の動向について
先週シンガポールで開催されたアジアの責任投資に関するカンファレンスでは、興味深い内容が発表されました。シンガポールは、一昨年SGX(シンガポール証券取引所)が上場会社向けにESG(環境・社会・ガバナンス)に関する情報開示のガイドライン(以下)を公表していますが、開示前後に企業の開示状況に大きな変化がないとのことでした。
一方、世界全体では、従来の年金基金だけでなく、プライベートエクイティや非営利団体などの資産運用でもESGを配慮した責任投資への関心が高まっているとのことで、2012年からグローバルな社会的責任投資に関するレポートも発行されるようになっています。http://www.gsi-alliance.org/resources/
アジアの責任投資の動向は、4月に環境新聞さんに概要を寄稿させていただく予定です。